こんにちは、当日欠勤の電話するまで皆勤賞しかし現在休職中、すっかり俗世に汚れてしまった魂を鋭意洗濯中のパルプンテトモです。
40代はじめで突然無職になったとしたら、どんな生活が待っているのでしょう?
想像したことはありますか?
実際に仕事から離れてみると、ずいぶん違っていました。
あんまり心配しなくても良かったかも。
目次
当面不安なこと
退職後の生活費
当面はこれですね。
退職金や傷病手当、障害基礎年金の5年遡及分には手をつけず、可能な限りリゾババイトや短期の派遣、FXのスワップ収入でなんとかしのぎたいと考えています。
当分の間、収入の柱は自分の時間を切り売りする労働収入になりそうですが、パラレルキャリア・複業の手段を育て、労働による拘束時間をどんどん短くしていきたいっす。
老後の生活費
複利投資信託を3本持ってますので、それ頼み、という状況です。
予定では、60代に入ったらマンションくらいは現金一括購入+寿命までの生活費は心配ないくらいの利息がついているはず。
あくまで予定ですが。
20代の頃から始めた貯金を運用し、毎月地道に積み立ててます。複利の威力ってすげーですよ。
心配する必要がないこと
人生の早い段階で持たないと決めていたものが実はたくさんありました。
思いがけず下ろせた重い荷物もあります。
配偶者との関係
配偶者いないのでノープロブレム。
今になって思います、結婚しなくてつくづく良かったと。
私のよーに射手座のB型気質が強い人間は、他人と一緒に暮らすのってたぶん無理だったんです。
まあその、人生で一番いい時期の20代でデブスだったことが、下手な決断をさせず、のちのちのさまざまな負担を遠ざける直接の原因となったことは、人生万事塞翁が馬ってことでしょうか…。
子どもの教育費
子供いないのでノープロブレム。
私は小学生の頃から「子供を産むのはなんだか怖いなあ。できるなら産みたくない」と漠然と思っていました。
母親になる自分をイメージできていなかったんですね。
イメージできないものは現実になりません、おかげさまで身軽です。
もし子供を持つなら養子かな?と考えていた時期がありますが、現在のところそういう縁はありません。
あ、あとですね、小学校の家庭科の授業で見た出産シーンのビデオがトラウマになり……あれ、日本の出生率低下に役立ってますよ、やめたほうがいい。
親の介護
絶縁済みのためまったくノープロブレムっ!
極悪なストレッサーから解放されるってほんと快適。はーぁびばのんのん。
こんな両親を持って一時期は神様を恨んだこともありましたが、神様って平等ですね、人生前半の苦労は人生後半で報いてくれます。
すなわち、介護を放棄しても良心の痛みがまったくないことです。
これはアドバンテージ高いですっ。
あとですね、いやらしい言い方をするようですが、親が嫌いでも見限れない人って、遺産目当ての場合が多くない?
いやわかりますよ、親の価値観ってどうしても受け継ぎやすいものですし、長年の精神的苦痛と機会損失に対する慰謝料請求したいくらいですものね。
しかし見方を変えれば、余計な神経を使わなくても済むということです、「親の人生は親のものだから」って割り切ることが早いですから。
全国の毒親持ちの皆さん、「毒親」という言葉の意味が伝わる方は、40代くらいまでのまだまだお若い方が多いと思います。辛いことが多かったと思いますが、あなたの親がろくでもない人であったおかげで、あなたは親に対する情を断ち切ることができ、「親だから介護しなければ!」などという古い固定観念に苦しめられることがありません。あなたはすでに解放されているのです。あなたの人生後半の生活は、たいへん身軽なものになっているのです。これは神様の祝福です。思う存分自由を享受しましょう。
家のローン
持ち家なし!
…というのも、現在の仕事では、もともと転勤を拒否していなかったからです。
いったん本社で仕事を覚える機会を得て(左遷済み)、本来であれば本社で得た知識・経験を地方勤務で活かすというルートだったので、40代でもうひとつかふたつ地方を巡り、その義務が終わったら家を購入しようと考えていました。(全て過去形)
たぶん50代になったら、どこか気に入った地域のマンションを購入するんだろうなー、と漠然と考えていたくらいで、具体的な検討をしたことはありません。
まあもう10年もしたら全国的に空き家だらけになるようなので、適当な安い空き家を購入してそこで死にます。
私の望みは安定より、「能力を伸ばすこと」だったのです。
退職後のビジョン 心を暴走させてみよう
この仕事を続けていいかどうかはかなり悩みました。…もちろん悩みましたよ!
在職中は、さまざまな心理テスト、適職診断、自己分析から瞑想、断食、スピリチュアルに至るまで、思いつく方法を手当たり次第にあたっていましたっけ。
その結果が次のとおり。
転職する
いや、もう雇われるの無理……。
雇われる仕事で、やりたいことがまったくないです。
強いて言えばリゾバくらい。
【↓↓↓「業界No.1の高時給」! 寮費・食費、水高熱費、スキー場ではリフト券、 温泉地では温泉無料など、働く場所によってさまざまな特典がつきます。】
リゾバについては詳しい記事書きたいですが、悪くないですよこれ。
ただ、体力勝負ではあります。
立ち仕事は40代までかなあ……。
独立する
自分の心に真剣に聞いてみたところ、返ってきた答えは独立一択でした。
不思議とですね、仕事に行かなくなると見えてくるんですよ、「次にやりたいこと」「次にやるべきこと」が。
何なんでしょうねこれ。
まとめ:世間の当たり前に惑わされないようにしよう
あんまり参考にならないケースかもしれませんが、私の場合についてつらつらと書いてみました。
周囲の知人友人を見ていても、いろんなものを背負ってしまっていたり、握り締めてしまったものをなかなか手放せない人が多いように見えます。
上記のすべてとは言いませんが、ひとつふたつでも諦めてみる、手放してみるという選択はありませんか?
かなり気分が楽になりますし、次に打てる手が増えてきますよ!
今振り返ってみれば、私はかなり早い段階で「身軽に行動できる生活スタイル」「自分の身体・能力でサバイバルできる体制」を、無意識的にではあったものの、常に模索し続けていました。
これは、わたしが会社を辞め、ストレスを全て取り除いた先にわかった事実ですが、仕事(職業)は「探す」のではなく、「自分に合った生き方」をしていれば、自然発生するものだったのです。ほんと驚いた……。
これは、実際に「長期間仕事に行かない」という状況を作り、8時間拘束のストレスを取り払わないと見えない世界でした。
周囲の声や世間の当たり前のままにたくわえてきたゼイ肉をこのさいそぎ落とし、自分が働きやすい環境へ場所を移動できるよう、身軽になりましょう。
それはそのままあなたの幸せにつながります。