こんばんは、北の大地のミニマリスト・パルプンテトモです。
退職すると決めたためこれから収入も少なくなるし、今の賃貸は家賃が少々高めなので引っ越すことにしましたー。
56,000円 ⇒ 35,000円の賃貸にチェンジですー。
今の物件は住みやすいし大家さんもいい人だし、いい部屋なんですけど、なんというか、この賃貸のポテンシャルを生かしきれていない気がするので、身分相応のところに移動することにしまたしたー。
もともと物を持たない私には広すぎるんですよ、もったいないなーと思って。
月収30万円くらい稼げるようになったら、またこの部屋に戻ってきたいと思います。それまではしばしの辛抱。
収納が神な物件が見つかってしまった
※上の画像はポール違いです。
復職予定なんかぜーんぜんないもーん★
これから収入減るんだから早め早めの行動が吉だよねーと思ってこのあいだ、不動産屋さんにふらっと寄ってみたんです。
半分冷やかしだったんですけど、そうしたら収納が神な物件がぽこっと見つかってしまったので、引越しすることに決めました。
実際に内覧に行ったのですが、もうこれ、棚やら収納やらがどっかんどっかんこれでもかというくらいあちこちに設計されてまして、私が持っているささやかなチェストや食器棚とか、すべて処分できるレベルでした。
一番感動したのが、この価格帯の家賃で、クローゼットにポールが設置されていること!!
これ超重要です!! 服を片っ端からハンガーにかけて管理できる!
こ、この物件の大家さん、できる!!わかってる!!
いったい何者……! あなどれん……!
そのほかにも、
窓がとても大きいので採光は申し分なし、
お風呂もきちんと長方形だし(マス風呂ではない)、
洗濯機の排水口はちゃんとあるしで(安い賃貸だと洗濯排水をお風呂場に流すところが多い)、
スーパーにコンビニ、郵便局、ドラッグストア、神社、公園まで近くにコンプリート
バス停まで徒歩3分、
レンタカー屋さんも近くにあって一足伸ばせばマイカー代わりに利用できるしで、
な、なにこのパラダイス?!
不動産屋さんのおにーさんの襟首がくがくいわして「こ、こ、この物件いただきます!!」と言いました。
あんまりおいしい物件なので、帰宅してから念のためここ確認したくらいです。
欠点らしい欠点といえば、
道路に面しているので、車の音が気になる人は気になる
くらいでしょうか。だから多少家賃を安めに設定しているそうです。
他にあえて今までの環境と見劣りする点を挙げれば、
スタバが近くにない
レンタルコミックが近くにない、安くマンガ読めない
くらいのものですよ。
2階なので、階下に住人がいるので、冬も寒くないですし。
すごいお買い得の物件です(ホクホク)。
他にも不動産屋さんイチオシの物件があったのですが、「かなりの人気物件なので、鍵を借りる前にいちおー確認とってみますね」って入れた電話で「たった今、塞がっちゃったみたいです……。この物件はそうそう空かないと思います」と言われてしまい、あーこりゃ3ヶ月後にまた仕切りなおしかなーと思ってたんです。
しかし不動産屋さんも商売人、目の前のぼけっとした顔のカモを逃す手はないという商魂を笑顔の下に隠しつつ「もう少し探してみましょう」と粘ってくれたら見つかりました。
いやー嬉しいな(←カモ)。
一度上がった生活レベルを下げるのは難しい
一度上げてしまった生活レベルを下げるのは難しいですね。私もそう思います。
長いあいだコツコツ働いて、少しずつ昇給して、やっと捻出した余裕をやりくりして、ちょっとレベルの高い空間を手に入れることができました、それまで得てきたものを手放すのは、確かに少し残念な気持ちになります。
でも、実は20代の頃から生活水準そのものはあんまり上がってないです。
会社員を15年続けてきたので、それなりに昇給してきたことは確かなのですが、少しずつ増えた昇給分でさえ、できるだけ貯蓄や投資に回してたので、今まであんまり贅沢してないです。何でしょうねこの貧乏性^^;。
今のちょっとお高めの賃貸(北海道では)を思い切って借りてみたのも、本社に転勤になって、多少の余分な手当が付くようになったからです。でも、あんまり意味なかったなあと後悔。
服は時々買いましたが、体型が変わったことと、年齢相応のものを増やさなければならなかったことが理由です。
切り詰めるところは、もう家賃と食費しかないところまで普段から節約してます。
かたくなすぎるかな? と自分でも時々思うくらい、できるだけ生活水準を上げたくなかったのです。
理由はやっぱり、一度上げた生活水準を元に戻すのは難しいことだから。
今の日本は確実に衰退の局面に向かっています、これから何があるかわかりません。
会社は潰れることはないとしても、大幅な給料カットはいつきてもおかしくありません。
毒親なので親には頼れないし、今までさんざん孤立してきた経験から、いざという時は周囲の人は基本的に誰も助けてくれない、という状況を前提として今まで生きてきました。
もし誰か助けてくれる人がいたら、それは「思いがけない僥倖」にすぎません、その時はありがたく助けてもらおうと思います。
私にとって大事なことは常に「今後の備え」、次に「自己投資」でした。
優先すべきは、最低限自分ひとりで生き抜く準備を整えておき、いざという時に頼りがいのある自分を作っておくことだったのです。
この方針は、今のところ変更する予定はありません。
この状態を維持していくことが、生活水準どうこうよりも優先する、私の「安心の水準」です。
住環境にゆとりをもたせるのは、それからでいいと思います。
無駄遣いや贅沢に慣れすぎないよう、常に気を引き締めておきたいですね。
生活水準下げるってそんなに辛い?
「生活レベル下げる」ことは、私の中では「身軽になること」とだいたいイコールです。
タンスとか食器棚とか着なくなった服とか、余分なものをどんどん処分できることが、嬉しくて嬉しくて仕方ない!!
今の部屋に引っ越した時も、「次に引越しする時は、今の荷物の総重量より5キロ減らして出て行く!!」と決心してました。
ひとつモノを部屋に入れたらふたつ処分する、ということを徹底するようにしました。
まあ、やっぱり多少は増えてしまいましたけど、衣類の無駄はほんと少なくなりました。
処分する衣類が、今回はほとんど出なかったです。楽チン。
モノの量が多いと当然「重い」ですが、あと意味のない高価なものも「重い」と感じます。
価格に比例して、モノの質は良くなります。私も上質なものは大好きです。
職人さんの技術と生命力と寿命が注ぎ込まれた品は、とても美しいと思います。
でも、それを「所有」するのは、私にとって「足かせを増やす」感覚になってしまいます。
上質なものには存在感がありますので、それなりの扱いをしなければなりませんが、変に気を遣ってしまうのです。
こういうことで負担を感じるくらいなら、
上質なものを持つより、自分が上質になることのほうが超大事!
自分は紛失しないし!
というのが私の信条です。
ほんとは荷物を最低限の最小限にまで減らして、それをレンタルガレージに格納して、リュック一つで1年のうち10ヶ月くらい旅行したい派です。身軽大好き。
でもそうなると住所がなくなるので、いろいろ面倒だから賃貸を借りなくちゃならないですしねー。
迫害の歴史により教育にたくさん投資する習慣を持つユダヤ人や、どの場所でもたくましく商売する華僑の生き方に、私はとっても憧れます。
(両者とも親族や民族のつながりをとても大事にしていますので、毒親持ちの私には到底無理なことですが)
うーん最後はどうするかな、中国かインドあたりにでも移住するか。
と、ゆーわけで!
月の天中殺も方位の悪さもなんのその!(タイミングと方位もあんまり良くない^^;)
来月引越しまーす♪