40代独身女性のキャリアアップの壁 オールドボーイズネットワーク!

こんにちは、パルプンテトモです。

会社員だった頃、私は真面目にキャリアアップを目指していましたが、あえなくコースアウトしてしまいました。

女性のキャリアアップを阻害しているのには、一般に3つの要因があると言われています。

1.将来像が見えない

 10年後に自分はいったいどの役職で,何をしているのか不安である。身近に目標となる人(上司,先輩)がいない

2. 仕事と家事・育児とのバランス

  時間に拘束され,意欲・能力があっても退職せざるを得ない

3. オールドボーイズネットワーク

  昔から培われてきた男性中心社会の男性独特の文化についていけない

1・2はよく聞くことですね。

では3はどうでしょうか? 「オールド・ボーイズ・ネットワーク」。聞いたことありますでしょうか。

日本語に訳すると「おやじネットワーク」「おじさん人脈」なんて言われています。会社員だった人には心当たりがあるのではないでしょうか。

「オールド・ボーイズ・ネットワーク」とは、これまでにその組織をつくりあげてきた男性たちが築いてきた、組織の中の暗黙の了解・ルールのもとに成立する、その組織特有の文化や風土、雰囲気のことです。

個人的にはこれが一番厄介だと思ってます。

私が会社員時代ももちろん存在していまして、これが実に陰険なものでした。

男性同士の連帯は、女性の陰湿さとはまた別の質の陰険さがあります。

女性のキャリアアップを阻害するオールド・ボーイズ・ネットワークの例

女性のキャリアアップを疎外する諸悪の根源に匹敵する「オールド・ボーイズネット・ワーク」は、周囲を見渡せばいたるところに見いだせます。

当然のように女人禁制です。

喫煙室

喫煙室は男性社員同士のコミニュティの場です。基本的に年齢制限がないので、様々な職位の人が集まるため、組織内を横断的に実にさまざまな情報交換が行われています。

男性社員の中では、自分が異動したい所属の幹部が喫煙室に来るタイミングを見計らって、雑談がてら顔を覚えてもらうなど、キャリアアップにうまく利用します。

人事課の社員も情報収集の場としてちょくちょく足を運んでいるそうです。

飲み会の2次会・3次会

所属や係全体の飲み会の後、ごくごく少数の職位が上位の人たちだけで次の会場に移動する光景を見たことがありませんか?

あれはおじさんたちの上澄みが場所を移して、いろいろな密談を兼ねているんです。

同じ所属内の次回の人事のこととか、女性社員の批評とか、職場では絶対できない内緒話が繰り広げられています。

ゴルフ場や野球場

ここも喫煙室や飲み会の延長ですが、さらに上位の幹部が、さらに直接的な濃い内容の密談をするために利用します。

私の会社では、終業前の1・2時間前になると、時々年休をとってごく一部の「いつもの顔ぶれ」の男性社員が『札幌ドームで○○時頃集合』『席とりが…』などのこそこそ話をしていました。

日ハム戦の応援にかこつけて「ああ、またいつもの男性部活会やるんだなあ」と冷ややかに眺めていました。

喫煙室や飲み会とも違う、もっと幅広い範囲の幹部や人事関係者が集まり、組織の機密事項に関する情報交換を行うようです。

女性のキャリアアップを阻害させないための対策

まだおやじネットワークを上手に利用しないと、女性は自分のキャリアを守ることができません。

組織内で上手にキャリアを育てていくには、どのような方法があるでしょうか。

女性もおやじネットワークに加入する

まだまだ男性上位の会社が多いですが、そういう社風の組織の中で、女性が自分のキャリアを守りつつ生き残るのに現段階で最適な手段は、自分もおやじネットワークに入れてもらうことです。

最近は女性の社会進出が目標にかかげられており、女性を管理職に引き上げることが出世の点数につながるように査定基準が変わってきているので、以前とは考えられないくらい女性に対し門戸が開かれるようにはなりました。しかしそれでもスタンダードはおっさん基準、女性側がそのおっさん基準に合わせなければなりません。

私の会社では女性相手だとさすがにタバコやゴルフは免除してくれましたが、飲み会コンプリートは必須条件でした。つまりお酒が飲めないと会員として認めてくれません。おっさんたちは、自分たちと同じ時間を共有しない人間を仲間として認めてくれません。

出世する女性は酒豪である、などと言われるのは、この飲み会に参加できるか否かという点にかかっているからと言っていいかもしれません。

先程も触れましたが、こういう飲み会で、男性たちが培ってきた組織特有のマナー・独特のルールの知識伝授が行われるからです。この機会を逃した女性が、組織内でキャリアアップできる可能性は今のところ大変低いです。

トップの意識を変える

こういう時代遅れの慣習を廃止するには、トップが意識を変えるのが一番早いです。はたして組織改革を断行する栄光のトップの座には、男性が就くのでしょうか、それとも女性?

男性が改革を断行するのは、少々難しいかもしれません。なぜなら、今まで自分を推薦してくれた母体を裏切る行為につながるからです。

その程度さえもネットワークの中ですり合わせ済みなのでしょうが、なかなか思い切ったことはできないでしょう。

しかし女性だからといってどこまで改革が可能でしょうか。

おやじネットワークのメンバーにめでたく加えてもらえ、多少の下駄を履かせてもらいつつも、それなりの競争をくぐり抜けてきた女性幹部は、自分と同じ代償(飲み会にかけた時間やお金等)を支払わなかった同性に対し、自分と平等にキャリアアップする機会を与えることをどこまで許すことができるでしょうか?

少々疑問が残るところです。

女性どうし連携する・高い職位の女性メンターを持つ

男性がオールド・ボーイズ・ネットワークで固まるのなら、女性たちもオールド・ガールズ・ネットワークをこれから構築してキャリアアップを目指していこう…という試みですね。

あくまで「キャリアアップ志向の女性」というくくりで、自分の考え方を引き上げてくれる人物との接点をつくるという制度は素晴らしいものだと思います。

私の会社でも、こういうメンター制度は取り入れていましたよ。しかし。

人事課の管理職級の女性社員に相談しても、遠隔地異動を希望しても通らず、プロパー社員とオールドボーイズネットワークにすり潰される寸前で、そろそろ倒れるかどうかの瀬戸際だっつーのに「頑張ってください」「倒れてはいけません」なんてとおりいっぺんの非人道的なことしか言われなかったですけどね。やっぱり倒れましたサーセンww

これからまだまだ発展の余地がある制度、ということなのでしょう。

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キャリアをあきらめ見ざる言わざる聞かざるに徹する

男性たちのご機嫌を常にうかがい、彼らのメンツをつぶさないよう無能で馬鹿な女を演じ、彼らの3歩後をついていくようなしおらしくつつましやかな女性を装っていれば、オールドボーイズたちはあなたを守ってくれるでしょう。

自分たちのメンツを守るモブ要員・自分たちを引き立てるエキストラ道具として大事にしてくれるのですから、8時間の拘束時間中さえそのように振舞うことになれてしまいさえすれば、楽なことは楽です。

男性たちが管理する囲いの中の従順な羊に徹していれば、毎日かわり映えのしない平穏で退屈な毎日を、彼らは約束してくれます。

こんな職場もう耐えられない!と思ったら退職しましょう

私は左遷されてから、ある関連会社に確認したい用事があって電話をかけたのですが、数日後、課長補佐に呼び出されてこう言われました。

「勝手に関連会社に電話なんかしたらダメダメ!そんなことしてもぜーんぶ僕の耳に入ってくるんだから!」

などと自慢げに言われて全身総毛立ったものです。その関連会社のおえらいさんが、この所属の系列のオールドボーイズネットワークのOBだったんですねえ。簡単に情報が回るんです。

部外者の女性社員なんて、しょせんボクたちオールド・ボーイズ・ネットワークとやらの手のひらの上なのだから、お行儀の悪いことしたってすぐにバレるんだよー、と言いたかったようなのです。

とどのつまり、私の最後の職場は、オールド・ボーイズ・ネットワークのメンバー(※)を経由しないと、関連会社に電話一本自由にかけられないほど束縛の強い・常に監視されている・減点主義の職場だったんです。

経営状態はかなり悪くなっている会社だったので、はやく倒産しないかなクソが。

 
 
21世紀ではこれだけ時代遅れで滑稽なネットワークではありますが、あえてフォローしてみるなら、歴史的に人間の男性という生物には「働き続けるか、否か」という選択肢は限りなくゼロだった歴史があります。

男性にとって「働き続けること」は、生きるための前提条件であり、「働き続けること=生きること」。

働き続けるために、組織の派閥やコミュニティに属することは、いわば宿命であり、自分が所属しているコミュニティの中の「暗黙の了解やルール」を破ることは、ご法度だったのですね。

そう思うと「オールド・ボーイズ・ネットワーク」は、働き続けることから逃れることができなかった男性にとって、かけがえのない心の拠り所であったとは推測できるのです。

しかし、そういう経緯を慮ってもなお、自分の心身の健康を優先することの方がはるかに大事ですよ。

自分の才能を発揮できないことは、息ができないことと同じです。

耐えられないと思ったら、次の仕事を探し始めていいんです!!

※事実上、あの職場の男性社員「全員」を意味します。あの職場の【プロパー社員全員】が、オールドボーイズネットワークを構成するメンバーであるようなしょうもないところでした。お互いを仲にして馴れ合わないとやっていけない、そんな底辺職場です。

まとめ:40代独身女性だってまだまだ働く覚悟が必要

かなり意外だったのですが、異分子は排除しろ、とするのは日本企業でも外資系でもあまり変わりはないようなのです。

組織内の男性の人数に対して女性の人数が少ないことから起こりやすい側面もあるでしょうが、これはもう、洋の東西と問わず、男性と女性の宿命のようなものかもしれません。

しかし、世界は小さくなりました。

いろんな文化や価値観が入ってきて、人の生き方もどんどん多様化している現代の社会。この方向は今後、ますます速度を上げて進むことでしょう。


私たちは、これから否応なく、この多様化(ダイバーシティ)の時代を生きていかなければならないのです。
 


今まで身を守ってくれてた方法が、はたしてこれからも同じように通用するでしょうか?
 
今までと同じ方法をこれからも後生大事に握りしめていたのでは、これからの時代を生きていくために本当に必要なものを得ることはできないとは考えませんか?

未来の社会に「オールド・ボーイズ・ネットワーク」はまだ必要なのでしょうか?

それは、これからの時代を生きてく世代にとって、生き抜くためのツールたりえるのでしょうか?


男性は、いい加減にそのさび付いた武器を手放す時が来ているのではないでしょうか?

 
 

そして一方で、女性は覚悟すべきです!
 

「働き続ける」と「働き続けない」の選択など、これからの時代には存在しないのだと。結婚して家庭に入り男性に守られるだけでなく、これからの時代を生きていくためには、男性も女性も一生涯、働き続けることが前提だということを。

 
私たちの課題は、これからの時代を生き抜くために、いかに互いの価値を活かしあいながら、互いに尊重し合い、協力しあう方法についての知恵を出し合っていかなければならないのです。
 
 
これからの新しい時代を生きていくため、そのためには何をするべきか、どんな貢献ができるのかを、性別を問わず1人ひとりが自分のことに置き換えて真剣に考え、真摯に現実と向き合うことが大切です。
 
 
 

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まだまだ男性上位の社風が残る組織は多いと思います。

働く意欲があり、才能が発揮できない環境にいるあなたは、すり潰される前に一刻も早く脱出しましょう!

あなたの豊かな才能を必要としている環境が、必ずあるはずです!

プロパー社員にすり潰され、オールド・ボーイズ・ネットワークにもこてんぱんに圧縮されたパルプンテトモでした♪やってられっかバーローw

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